やっと出会えたもの
この暑さの中、犬に生まれず本当によかった、と思うこの頃。
私をリフレッシュさせてくれるのは 梅干し!
静岡の知人のお母様が漬ける梅干しです。
以前いただき、この酸っぱくてお塩がちゃんときいた味が懐かしく、
大切に大切にいただいていたのですが、
底をついてしまい、図々しくもおねだりしたのです。
そのあと、わずか残っているご自宅用のものを送って下さったのですが
また、今年漬けたものを送って下さったのです!やったぁ!!
しかも、こんなにたくさん!
中には 樹齢50年という梅の木から取れた実で作ったものもあり、
お母様がおっしゃる通り、その方が皮が薄くおいしいのです。
でも、その立派な木の真ん中に キツツキが穴を掘ってしまい、
年々 収穫量が減っているのだそう。
私は、今ほど キツツキを憎い!と思ったことはありません。
どうしてくれるんだ、キツツキ!
普段着の梅干し、と書かれた瓶も入っていました。
少し、傷のあるもので、これを、お家ではそう呼んでいるそうです。
煮物やたたき梅に使って、とのこと。
ひとつひとつのパックに そういったメモをつけて下さり、
日干しをしているお写真もつけて下さいました。
とても、あたたかく、うれしい気持ちになります。
梅干し作りは重労働と手間がかかるので、
毎年、たいへんだと思います・・・・。
梅干しは、肩がきゅっとすぼまるほど、目がしばしばするほど
ぶるっと震えがくるほど 酸っぱくなくちゃいけません。
お塩もぴっときいてなくちゃ。
私的には。
それは、以前、京都の祖母や大叔母がつけていた梅干しだからなのです。
小さい頃から、それを梅干しとしていただいていたので、
祖母や大叔母が漬けられなくなってから、
市販の梅干しを買って食べたとき、なんじゃ?これ?と思ってしまいました。
なので、はちみつ漬け、といった類いのものは
私にとっては邪道なのです。
ああ、本当の梅干しはどこにあるの??とさまよい続けてもう10年弱。
この梅干しをいただいた時は、だからこそ、感激しました。
そして 一粒いただくごとに、知人のお母様を、
京都の祖母を、大叔母を思います。
いつまでもいつまでもお元気で、梅干しを漬けて下さい。
そして、ちょぼっとでいいですので、たまにお裾分けをください、
と 祈りながら。

