« 2007年10月 | blog TOP | 2007年12月 »

2007年11月29日

いつの間にか。

今日はTOYOTAさんの撮影でお菓子を作りました。
楽しかったです。
前回のパスタブックが好評だそうで急な第2弾となりました。
これは新春頃に 小さなお菓子ブックになって顧客さんに
配られるそうです。


ここのところ、家への帰り道で
手ぶらの上、すごい軽装で歩いているおばあちゃまとすれ違います。
初めお見かけした時は その様子から 
もしかしたら、ふらふらっとお家からでちゃって
迷子になっているのかな??と 気になったのですが
すれ違うとき、立ち止まって 私にふかぶかと頭をさげて
挨拶して下さったので びっくりして
私も会釈をするだけで通り過ぎてしまいました。

その次も、その次も、すれ違うたびに
同じように立ち止まって丁寧にご挨拶して下さいます。
なので、いつの間にか 私も 同じように立ち止まって
深く頭をさげてご挨拶するようになりました。
どちらのどなたかも知らないし、お互い何もコトバは発しないのですが。
でも、そのご挨拶し合っている感じが、なんか、
“道ですれ違った時の正しいお辞儀の仕方”といったテーマの
DVDのようで、自分でもいつのまにか、楽しんでいました。

今日も、仕事からの帰り道、同じようにすれ違ったので
同じようにご挨拶したら
“私はね、歩けなくなるといけないから こうやって歩いているの。
あなた、いつもいつも 挨拶をしてくれてありがとう。“と
にこにこした顔で言って下さいました。

私は自分からしたんじゃなくて
挨拶してくださったから・・・なんだけれど。
うれしいような恥ずかしいような気持ちになりました。

でも。
この街に またひとり 顔見知りが増えました。
寒い寒い夜に、ぽっと気持ちが温かくなった 今日の出来事です。

1 day cafe

なぜ、今になって消えるのか??
さっぱりわからん。ともかく おかしいのでは?パソコン。

サイドのアップです。
でも写真がもうないのだ。ごめんね。カフェ男子!


学芸大学 tray さんの 絵菓子展にでています。
写真は23日のカフェでおいしいコーヒーをいれるヒト。
ピンクいのが ぎざ かわゆす。

私は24日に 1day caféをします。
スイーツとお酒をマリアージュをします。

そこでクイズ。
*スイーツ
柚子のギモーヴ(私のスペシャリテ!)
オリーブオイルと塩のセミフレッド(ふわふわのアイスクリームのようなもの)
ココフィナンシエ(ココナツ風味のフィナンシエ)
ごまのフィナンシエ
ベラヴェッカ(アルザスのクリスマス菓子。私の定番!)
ポ・ド・ショコラ・ポワール(洋梨とショコラのなめらかプリン)
フランボワーズのムース

* アルコール
アマレット
オー・ド・ヴィー・ド・ミラベル
ディタ
ペルノ
シャルトルーズ・ヴェルト
GODIVA リキュール・ド・ショコラ
ブラン・ド・ブランのスプマンテ

さあ、どのスイーツにどのアルコールを組み合わせるでしょうか?
答えは 24日 15時に!
(19時半ラストオーダー、20時閉店となります。)

2007年11月28日

merci 1 day cafe

%E7%9B%9B%E3%82%8A%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%EF%BC%88%E3%83%98%E3%82%99%E3%83%A9%E3%83%98%E3%82%99%E3%83%83%E3%82%AB%EF%BC%89.JPG

パソコンもダイアリーも おかしい。
前のが消えないし、消えてるはずなのにアップされてるし。

カフェは楽しく終わりました。
盛り合わせを食べた人たちは みんなほんのり紅葉色になり
どのヒトもかわいかったです。

今回のお菓子、“詩を感じる”と言ってもらったことが
とてもとてもうれしかったです。
あ、これ、自慢です!

2007年11月23日

そういえば。

%E6%A2%85%E3%82%B7%E3%82%99%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%B1%8B%E7%B7%91%E8%B1%86%E7%85%8E%E9%A4%85%E3%81%A8%E7%8A%AC%EF%BC%92.JPG

しばらくダイアリーの更新をしていなかった時に
台湾に行っていました。
正味1日半で20軒食べ歩きました。

わんこもあきれ顔。
(クビを横にして見て下さい)

2007年11月19日

マッハな日曜日

今日は 用事から用事へと走り続けた1日だった。

結局、ケータイは 前に使っていたものを修理して使うことにした。
ここにたどり着く迄に 時間と気力と体力と少々のアタマを使い、
その上 想定外のお金も使うはめになり、もう、わたしは へとへとだ。
ふだん ケータイのメールもせず、電話をして受けるだけ、の道具で
意識もしないため、しょっちゅう、あちこちに忘れて来る。
なので、なおさら、そのケータイにこれだけのもろもろを消耗したことに
あぜんとしてしまうのだ。
ともかく、再び、戻って来たケータイとは  
最低でも向こう1年間はおつきあいすることとなる。
今日は しみじみとケータイを見つめてしまったことよ。

そんなこんなで、たてていた1日の予定が ずるずるとずれ始め、
そうすると、こんな時に限って 何かにもてあそばれているように
いろんなことが うまくかみ合わなくなってくる。
時間短縮のため、予め予約しておいたはずの品物を間違えられたり、
それに加え担当者が休みで 確保してあるのか、在庫があるのかさえ
わからないことになってずいぶん待つことになったり、
各駅しか止まらない駅に向かうのに しかも本数が少ない日曜日に
立て続けに 特急、急行がきたり、
急いで買い物を済ませて 店をでて、駅まで小走りでたどりついたところで
追加の買い物を頼む電話がかかってきて、急いで引き返したり。
ああ、予定では もう、あそこにいるはずなのに、とか
あれをしているはずなのに、と 残された用事と時間を思うと
じわりと汗がでてくる。

あっぷあっぷした気持ちで電車に飛び乗って、
ドアのガラスのおでこをつけて思わず大きなため息をついた。
ほっとした感じのじゃなく、もう、いやっ!っていうヤツを。
くさる気持ちを振り払うように 高台を走る電車の外を見ると 
みごとな夕焼けだった。
そして、紫とピンクのうねるように広がる雲のグラデーションの下に
くっきりと大きな富士山が見えた。
その光景は はっと息をのむほどの美しさで しばらく眺めているうちに
すぅぅっと ココロが落ち着いた。
今度は 思わぬ得をした気持ちになり、これも番狂わせのせい、と考えると
まぁ、こんな1日もありか、と思えた。

そのあと、いくつか用事を済ませ、
私が“美の先生”と決めているヒトにお会いした。
美しいと思うもの、その価値はヒトそれぞれだけれど、
自分がこれ、と思うものをまっすぐに選び取ることができるヒトは
意外と多くないかもしれない。
ヒトの意見に左右されたり、後追いの先越し、のようなことをしたり。
実はそのもの自体を見ていないこともある。
そのまわりのアクセサリーで評価していたり。
私は 彼の 大げさなようだけれど 自分の魂ひとつで
立っているようなところが 好きで
モノやヒトに対しての 深い思いやりが好きで
だからこそ、じわりと胸に広がる 口数の少ない彼のコトバのひとつも
漏らさないで聞きたいと思っている。

束の間、心の浄化をしたあと、
編集の方とごはんを食べながら 打ち合わせ。
味わう、ひねりだす、味わう、ひねりだす、を繰り返しつつ
なんとか、形がみえた頃に デザートがやってきた。
まぁ、ともかく ひと安心。あっという間に 日曜日が終わった。

2007年11月18日

ミシェル・ブラス

知人がミシェル・ブラスさんのことを言うので思い出したのだけれど。
フランスのブラスさんのレストランに行ったのは
いつだったけか?と数えたら かれこれ、もう13−4年前のことになっていた。
月日が経つのは 本当に早い。
あの頃は みんな ミッシェル・ブラと呼んでいたのに
いつのまにか、ブラでなく、ブラスということになっている。
その時は 大森由紀子さんと行ったのだけれど
ライヨールの近くから タクシーを飛ばした。
時には100キロをさすスピードで 第3の男のラストシーンのような1本道を走った。
小1時間かかったような気がする。
すれ違う車は片手で数えるほど。同じ方向へと走る車もない。
えんえんと平野が続いていて ヒトも見かけない。
シートにもたれて 窓の外に流れる景色を見ながら
このまま、私たちが消えてしまっても 誰にも気づかれないんだろうなぁと
ぼんやり思ったのを覚えている。

こんなのどかな何もない土地のどこに、
世界の人々に注目されるレストランがあるのだろう?
というのが 不思議だった。

やがて日が暮れ、街灯もない辺りは真っ暗になり、
いよいよ怖さも不安もピークになろうか、という頃
運転手さんが “ヴォワァ〜〜ラッ!”と言って顎で軽く指し示した先には、
まるで宇宙ステーションのような建物が
やわらかい光でライトアップされていた。
その前に降り立った時の気分はまさに 未知との遭遇 という感じで
感動とコウフンで足ががくがくっとした感覚は 忘れられない。
何もない緑のゆるやかな岡の上に
すわん、と彼のレストランは佇んでいたのである。

中に一歩入るとそこは パリでもなかなか出会わないような
いっさいの余分のない 洗練されたモダンなレストランだった。
ここまで来る間ものどかな風景だったし、
数少ないけれど それまでの経験から 
星付きと言えども地方のレストランだから、
ちょっと温かな雰囲気のお店なんだろう、と思い込んでいたので
別世界に ぽん、と放り込まれたような 狐につままれたような感じ。

初めて ティエッドという調理方法を知ったのもここでのことだ。
中心を生で仕上げて、お客様、あなたの前にお皿をおいた時に
その中心にほんのり熱が届くように 計算して火を入れるのです、
という説明は 今でも忘れないが 
なんとなんとかっこいい調理法なんだろう!!と 感動した。

大興奮の私たちを ブラスさんは キッチンに呼んで下さった。
口々に かわるがわる感動を興奮しながら語る私たちと まったく対照的に
ブラスさんは静かに微笑み、ささやくような語り口で応えてくれた。
それまで会って来た はちきれそうな勢いの料理人とは全く違い、
なんか学者さんのような雰囲気で、料理人っていう感じがまるでしないけど
ほんとにこれがシェフ??と 思ったものである。(失礼な話ですが)

この日、ここに部屋がとれなかった私たちは 再び、ライヨール近くまで
タクシーで戻ることとなった。
1メートル先もわからないような真っ暗な外にでて、満天の星を見上げ
この何もないところで、これだけの調理法と材料を使って料理をだし、
洗練されたサービスを提供し、
そしてそこに まるで 厳かな気持ちでミサに向かうように
世界中から グルメをひたひたと呼び寄せる。
フランスというところは、なんてすごいところなんだろう、
とてつもなく すごいところなのだ、と思った。

ところで。
この夜、ブラスさんのところには 
ミシェル・トロワグロさんもたまたまいらしていた。
ソファーに移って 食後酒を楽しんでいるほろ酔いの彼に
そっと声をかけたら 快く“はちきれそうな”笑顔で
握手と写真に応じてくださった。
そのことも、ブラスさんを思う時に 忘れられない出来事のひとつである。
(私たちが泊まらないでディナーだけのために訪れたことを知ると、
“きみたちはマニアックだ!”と とても驚かれた。)


時々、ブラスさんのレストランを 夢を見たような気持ちで思い出す。

帰りのタクシーの中で、ぐんぐんとレストランから遠のくにつれ、
感動でいっぱいだった心の中は、せつない気持ちにかわっていった。
あのレストランにまた、必ず来よう!という思いは
そこから離れて行くほど 揺らいでいく。
この遠い、遠いところまで また、来ることができるのだろうか・・・

振り返ってみても、窓の外は
自分がどのくらいブラスさんのレストランから離れてしまったのか、
本当に この先に あのレストランがあったのかさえ
まるでわからないほどの暗闇が続くばかりだったから。

2007年11月17日

お知らせ

今日は 打ち合わせデーでした。
午前中から夜まで、 いろんな方々といろんなことを打ち合わせ。

遅めの夜ごはんは レッスンの切り落としのサーモンマリネに
柚子胡椒、醤油をまぶしてごはんにのせたサーモンどんぶりと
納豆とお豆腐のお椀。万能ねぎの小口切りをたっぷり入れて。
食後は 今日、パリからのお土産でいただいたハーブティー。
水から煮出したら 香りがよくて おいしいのです。
ふわりと フランス気分になりました。

お知らせ。
今発売中の 料理通信さんに載っています。
おすすめ調味料を使ったホームパーティー向きのお料理と
デザートを作りました。ぜひ見て下さい。
料理研究家で載るのは 私が初めてだそうです。
ちょっと うれしいのです。

2007年11月16日

チェリーのような私でいたいの!

毎年この時期は、特に盛りあがることなく 過ごしていたのですが
今年は ボージョレづいていました。
昨晩は 知人が うちの近くで集まりがあったとかで
解禁ほやほやのボージョレを持って来てくれました。
私は 仕事のあと、知人は ひとしきり飲んだあとの迎え酒(?)。
真夜中のボージョレ 二人祭りでした。

今日はELLE a tableの編集長さんとメルシャンさんの会に伺い、
試飲するごとに これにはこんな料理、あんな料理、こんな素材・・・と
架空マリアージュを楽しみました。
ボージョレ以外にも 力作のワインがたくさんふるまわれ
改めて 集中して味わうと 
おお、日本のワインはこんなすばらしいことになっているのか!と感動。

そのあと和食をいただきに行き、そこでもボージョレを勧められましたが
たくさんいただいた後だったので 白ワインにしました。

旬な言い方をすれば(!?)
私の涙もシャルドネ、でも私の血はガメイ、といったところ。
シャルドネはまだしも、う〜〜〜ん、ガメイか・・・
まぁ、さらっとしてる、っていうことで。

2007年11月13日

クラスソワレのメニュー

ダイアリー、ずいぶんのご無沙汰になってしまいました。
いろいろいろとあったのですが
まずは 今月のレッスンのメニューを。
ソワレのクラスは12月がお休みなので 今年最後のレッスンです。
クラスがいっぱいでお受けできず、
やむを得ずお断りをした方が 今月は何人もいらっしゃいました。
せっかくお申し込みいただいたのに ごめんなさい。
来年、ぜひ いらしてください! お待ちしております。

ポワローと生ハムのマリネ 
作りおきができるパーティーなどにおすすめのメニューです。

フォワグラのフラン りんごのキャラメリゼ
クリスマスなので、フォワグラを使っちゃいます。
ふるふるに仕上げるフランです。

サーモンマリネ しいたけのムース
以前からリクエストのあったサーモンのマリネ。おいしく仕上げるコツを
お伝えします。しいたけのムースをソース代わりにします。

鶏のポワレ、かりかりアーモンドのソース
とってもかんたんなのに、おいしいソースです。

クリスマスプディング
イギリスのクリスマスプディングを少しだけアレンジしました。
これはサービスするときの 演出が見もの。当日まで お楽しみに!

では、お教室でお待ちしております。

最新の著書