嘘のようなホントの話
昨日は さんざんでした。
まず。
新富町のとある場所に行くことになり、乗り馴れない有楽町線に乗り
緊張しつつ行き先の地図を握りしめて
地図の指示通り、1番出口とやらに出ました。
たいてい、出てからが地図と照らし合わせてもわかりにくいのよねぇ、と
思いつつ、きょろきょろしたら、すぐに、地図通りの首都高を発見。
あら!?今日は楽勝!?と思いつつ、とても明るい気持ちで
地図を見ながら首都高をくぐり、ずんずん歩きましたが、
地図と、今歩いている道なりは合っているのに、
地図に書いてある目印が ひとつも見つかりません。
そのうち、なんだか閑散としてくるし、ワインを持っていたので
重いし、困ったなぁ、と思っていたら
サラリーマン風のおじちゃまがこちらに向かって歩いて来たので
すかさず、呼び止めました。
遠慮がちに、銀座の方向はどちらですか?と聞いたら
あっちですけど、ずっとあっちですよ、と言うのです。
でも、地図上では、すぐそこのはず。
私が右手に持っていた地図に気付いて、おじちゃまが
どこに行きたいんですか?と聞いてくれたので
地図を見せつつ、ここに行きたいんですけど、今、ここだから
あっちですかね? と私が指差す方向と
おじちゃまの、えーっと、ここがこれだから、ぐる〜〜〜〜〜っと
あっちですね、と指差す方向がまるで反対なのです。
自信のあった私は、違いますよ〜〜〜、あっちですよ〜〜〜〜!と
内心、おじちゃま、この辺のことわからないのね!?と思いつつ
笑顔で言い切っていたのですが
おじちゃまは、え〜〜〜〜〜? う〜〜〜んと、この地図、どうなってるんだ?
と、熟読。
で、あなた、ここまで、ずいぶん歩いてきたでしょう?と言うのですが、
私は、つい先ほど、ほらあそこの1番出口を出たばかりですよ、と
指差し、また、二人で 顔を見合わせ ???。
その時、私、はっとしたのですが
ここって、新富町の駅ですよね!?と聞いたら
おじちゃまは、
えっっ!!? ここ、銀座1丁目ですよ!! と目をぱちくり。
あなた、新富町の地図見ながら、ここ、歩いてたの!?と
さらに 目をぱちくり。
いやぁ〜〜〜〜ん! 新富町で降りたと思ってた!
だって、首都高って書いてあるし!!と言い訳を言ったら
おじちゃまは あきらかに 笑うのをこらえていて、
首都高はずっとつながっているんですよ!と 優しく言ってくれました。
ずいぶん歩きますが、ともかく、
今来た道と反対に歩くんですよ。そして、あなた、50mおきくらいに
歩いている道が合ってるか、人に聞きながら行った方がいいですよ。とも
教えてくれました。
とても親切で優しいおじちゃまでした。あのおじちゃまに幸あれ!と祈りつつ、
歩くなんていう無謀なことはやめて
もう一度、電車に乗って、新富町で降りた方が安全よ!と
再び 電車に乗りました。
で、新富町で降りるとき、なんでだか、
ワインをすとん!と落としてしまい、
あっ!と思ったのも束の間、つーーーーーーーっと 黄色味の強い
お気に入りのイタリアの白ワインが車内の床を流れ始めました。
ああ!どうしよう、と思いつつも、袋ごとワインの瓶を拾い上げ、
あわてて降車しました。
手に持った袋からも、ぽたぽたワインがこぼれてきます。
あわわわわ・・・・と あせりつつ
電車を降りて振り向くと、床を流れる液体に気付いた乗客の人が
!!??という怪訝な顔をしています。
私は、思わず、ホームから
違います!ワインです!!すみません!でも大丈夫です!!と
叫んだのですが、無情にも電車のドアは閉まり、発車してしまいました。
ゆっくり走り出した車内の人々の驚愕の表情を見送りながら
テロって思われたらどうしよう!!??と あせりました。
よりによって私、黒いつばの大きい帽子をかぶり、
サングラスまでしてたんです・・・
もう、ほんとうに とほほです。
ご迷惑をおかけした 見ず知らずの皆様、本当にすみませんでした。

