ボルト選手
いろいろいろとあって気付いたら
8月も最後の週になっていました。
いろいろいろ・・・の合間に
合間、といったら 失礼ですが
びっくりしたというか、すかっ!としたのは
ボルト選手の走り。
ぐんぐんぐんぐんスピードに乗る感じは
テレビで見ていても どきどきわくわくするような
爽快感がありましたし、
何と言っても 長い足で走る姿は美しいですなぁ。
あんな風に いつまででもどこまででも
全力疾走できたら気持ちいいだろうなぁ。
ボルトなら 渋谷の猿に勝てたのだろうか?
動物学者さんが、猿が本気で走ったら人間は敵いません!と言っていたけど。
ボルト以来、
朝起きて ちょっとぼーーっとしてる時とか、
変な話ですが トイレにいってもたもたしてる時とかに
ん? この間にボルトは100mを走り切ってるってことか、
100m先に行ってしまったってことなのね?
と 思い 愕然とします。
そして、あ、こうやって愕然としている間に
ボルトは さらにもう100m走り切ってるのね?と
思い、もう一度愕然とします。
こうやって私が愕然〜〜〜〜としているうちに
ボルトは地球1周しちゃうんだろうなぁ。
と思うと 感慨深い。
ボルトが100m走る間に、私は必死でやったとして
いったい何メートルのトイレットペーパーをたぐれるのだろうか????
ところで。
全力疾走、で思い出したのは カラックスの『汚れた血』。
滑走路を両手を広げて
気持ちよさそうに 微笑みながら ぐんぐんと走っていくラストに
あの頃の私は ぐっと胸をつかまれました。
あの頃、って、もう、18年も前のことですわ!
ともかく。
澄んだ空高く突き抜けていくような 爽快感を感じたのです。
何より カラックスの映像はかっこよかった!
ジュリエット・ビノシュも とってもとってもかわいかったし。
あの頃。
映画評論家のヒトたちが、この映画について
「若者の心の叫びが・・・。疾走するという行為に・・・」
とかなんとか もっともらしく書いているのを読んで
ちっがぁう! そういうんじゃなくて!!
と、思ったのも思い出します。
でも、じゃ、どういうのか、と言われると
それをなんというコトバにすればいいのかわからず、
とてももどかしかったのです。
コトバは 時々 ココロをすくってくれるのに
時々、邪魔になります。
コトバにしなきゃいけないモノと
コトバにしないほうがいいモノがあるんですな。
で、このふたつのシチュエーションを間違えるとたまに悲劇です。
そんな時は やっぱり、ボルトのように
全速力で逃げ去れたら いいですな。
足は速いに限ります。
そして どうか渋谷の猿には逃げ切ってほしいです。

