ラデュレのマカロン
レッスンに通ってくださっているラデュレの方に
マカロンをいただきました!
やっぱり、おいしい!
おいしいなぁ、おいしいなぁ、と何度も言いながらいただきました。
日本で人気なのも、納得です。
でなくても、
マドレーヌ寺院の近くのラデュレには
私は思い入れがすごくあります。
十数年前(!?)にパリのラデュレに行った時は
感動して、
私もここで働きたい!と思いました。
といっても、サービスで。
制服がとてもかわいくて、それを着たいなぁ!という
不純な動機からです。
ピスタチオのデニッシュがとてもおいしくて大好きで、
日本に帰るときは、母や家族に食べさせたくて
いくつか買って、タッパーにつめて大事に持って帰ったなぁ。
その頃、パリで、いろんなところのマカロンを食べ比べていました。
かわいくて、おいしくて、当時、パリのお菓子屋さんで修行していたような
友人知人と、ぜったい、これ、日本でも流行らせようよ!と
熱く話していました。
その中には、
今では日本で巨匠(?)と呼ばれるようなヒトビトもいたのですが
“でも、この感じは、日本人には無理だよ、きっと”なんて
言っていたので、
今の、マカロンの日本での流行り具合を見ると、
なんともなんとも感慨深いです。
日本に帰国する前日に一人でお茶をしたのも
このラデュレでした。
帰国をする友人知人の多くは、
前日まで、買い物やらに忙しい人がたくさんいたのですが
私は、ここで、ゆっくりゆっくり過ごそう、と決めていたのです。
クラシカルなインテリアの店内と、すばらしく美しいお菓子たち。
小さなカフェテーブルに、使い込まれた銀食器でサービスされる感じ・・・。
当時は、観光客もそうそういなくて、
パリのすてきなマダムやムッシュが、
くしゅくしゅとお話しているような、
大人っぽいそれはそれはすてきなカフェでした。
まさに、私が憧れていたフランスそのものを凝縮したような。
帰りたくないなぁ、帰りたくないなぁ、
いつまでも、いつまでも、ここにいたいなぁ、と
泣きそうな気持ちで座っていたことを思い出します。
今でも、パリに行くと、必ず立ち寄る場所。
昔と同じように、銀食器でサービスされるお茶を飲むと、
ぐぅっ、とこみ上げるものがあって
気を緩ませるとふと、涙がにじみそうにさえなるのです。
なんでだろう。
美しすぎて、かなぁ。
すてきすぎて、かなぁ。
このカフェは、
その佇まいからは
すん、と時間が止まったような変わらない大切さを、
ショーケースに並ぶ美しいお菓子からは
絶えず進化していく大切さを感じさせてくれます。

