先日、母校の白百合女子大学にお呼ばれし、
仏文科の1年生、2年生の方々とフランス料理を作りました。
クリスマスに向けてのお料理。
一応、前菜、主菜、デセールの構成で、
始まる前は、正直、
時間内に終われるかな?とか、みんな仕上げられるかな?とか
心配をしていたのですが、
皆さんの手際のいいことといったら!
手順の説明も、静かにふむふむと聞いてくれ、いざ始まれば、
てきぱきと作業を分担し、協力して、
楽しく、気持ちよく仕上げて行く様子は、さわやかで
感動的ですらありました!
準備のときも、数人の学生さんが手伝ってくださっていたのですが、
みんなもの静かなのに、お願いしたことをきちっとしっかりやり遂げてくれ、
ここでも私、感動しました。
いつの時代でも言われることですが(私たちもさんざん言われた)
今の若いものは・・・と、言われて、そうなのかな?なんて思ったりすることもあるけれど、
参加してくれた学生さんは少なくとも、そういう類いにはあてはまらない!
というのが、実感。
私が、私が!と前に出てアピールするのが大切な業種もあるのかもしれないけれど、
あの学生さんたちのように、まず、人のいうことを静かに聞いて、
噛み砕いて、理解し、
慌てず騒がず、丁寧に確実にきちんとやり遂げられる、とか、
周りの人と連携して協力してやり遂げられる、という人は、
社会の中ですごく大切で貴重な人材なんだよね、と、改めて思いました。
ちょっとでも手があくとすぐ、“私、やります。”とか言ってくれるし、
自分でちゃんと仕事を見つけてやってくれるし、すばらしい。
私が企業の人事担当だったら、こういう学生こそ欲しい!って思うなぁ。
なんか、いい学校だなぁ!と、こちらでも、またまた思ってしまいました。
とはいえ。
こちらでも、学業はさぼりまくっていた私。
最後に、授業を終えた教授がのぞいてくださり、
久しぶりですね、と言ってくださったので、
先生、覚えていてくださっているんですか!?と伺ったら、
もちろんですよ! 卒業してすぐ、1度大学に来たことあるでしょ?とか
私も忘れているようなことを覚えていてくださり、嬉しくてお話も弾んだのですが、
不意に、教授が、君が僕の授業を受けたのは、何年生のときだっけ?
と、おっしゃり、し〜〜〜〜〜〜ん・・・・とする私。
それを見て先生が、何の授業だった?と聞くのですが、
私、再び、し〜〜〜〜〜〜ん・・・・。
先生に教えていただいた記憶はあるのですが、何の授業か、何年生の時か、
まるで記憶になく・・・・。
先生は、ええっ!?覚えてないのっ!??と、あんぐり。
す、す、すみません・・・・。
先生に、思い出しておくように。宿題!と言われましたが、
先生!たぶん、いや、ぜったい、無理だと思います。本当にすみません〜〜〜〜。
ほかにも、授業などでいらっしゃれなかった先生方から
ご伝言をいただき、そのご伝言内容も私が忘れていたようなこともあって、
そんなことまで覚えていてくださっているんだ、と感激しました。
なんか、温かいなぁ。
帰りは、恐縮してお断りしても、先生方、学生さん、みんなが寒い中、
校門まで送ってくださいました。(校舎から校門まで3分間も歩くのに)
申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、でも、とても嬉しかったです。
このまま、みなさんとおしゃべりしながら、ずっとずっと歩いていたいなぁ、と
思ってしまいました。
今年は、特に年の終わり近くに、
ものすごく過去とつながりがあった気がします。
それは、ぜんぜん予期していなかった不意の出来事ではありましたが、
自分がいたはずの温かい環境に再び触れさせていただけて、
思うことがたくさんたくさんありました。
今、この時に、そういう機会をいただけたことを考えると、
神様に感謝の気持ちでいっぱいです。