« 2014年05月 | blog TOP | 2014年07月 »

2014年06月29日

わたしの香川日記 

香川・高松に行きました。

あたふたと自分の仕事を片付け、そのほかをアシスタントちゃんに
ぎゅいっと任せて、
最終の飛行機で夜の高松に到着。

その日は仕事が立て込んでいて、ゆっくりまともな食事もしておらず、
ともかく、身もココロもばったばた。
ダイブするような勢いで飛行機に乗り込んだのでした。

到着し、市内に向かうバスの中で、アタマをぐるぐる働かせました。
ともかく、何か、食べたい!
それも、香川らしいものを!
一食も無駄にはしたくないのだ!

機内で、いくつかのお店はチェックしていました。
うどんは、後日食べるチャンスがあるから、できればその他のものを!
モノの本によると、市内まで約30分の道のり、
ホテルにチェックインして街に出たら
この時間じゃ、東京と違って、お店も閉まってしまうのか??
土地勘がないから、移動やお店を見つけるのに時間かかったら
アウトか????
ホテルに、到着が遅れる、と連絡して、先に荷物持ったまま
どこかに駆け込もうか????
ぐるぐる考えました。

と、そこへ、メールが。
先に到着していたセンパイから。
“ おふくろの味とうどん、どっち、食べたい?”
もちのろんで答えました。
“ 両方!!!”

すでに自分の夕飯をすませたセンパイと案内をしてくれた土地の方々が
私のごはんのことも、算段していてくれたのです。涙。
というワケで、
連れて行ってもらったお店(しかも、この店が
ぜったい行きたいと私がチェックしていたお店だった!)で食べた、
豚肉のお味噌汁、胃とココロにしみたなぁ。

こちらは、白みそで作るそうです。
そして、豚肉が入るお味噌汁。
とん汁、でなく、あくまでも、豚肉のお味噌汁。
京都の白みそ育ちの私としては、え??もったり甘いの???と
思ったのですが、そうではないの。
でも、やさしい。白みそらしいまあるい味。
それが、気取った感じでもなく、
赤みそのように、きっぱりとした感じでもなく、
ゆるりと優しい感じで、その時の私の体とココロにしみたのです。

直径15cmはあろうかという椀ででてくるのですが(あ、深さは浅め)、
ふぅ、ふぅ、といいながら、一人でぺろり、といただいてしまいました。
太めに切ったおあげも、いい仕事してたなぁ。
他にいただいた、あまぁく炊いた茄子とピーマンも、
なんとも懐かしい大好きな味。

お店は、いわゆる大衆食堂?のような感じ。
年季の入った長いカウンターには、おそうざいが並び、
冷ケースにはお魚が。
焼いたり煮たり、好きなようにできるよ。とのこと。
熟練、という感じの、おじちゃん、おばちゃんたちが、しゃっしゃかと
手を動かして客の注文をさばいていくのです。
ひっきりなしにお客さんがやってきて、みな、手慣れた仕方で注文し、
さくっと食べて席を立っていきます。
そんなお客さんたちとやりとりするおじちゃんやおばちゃんの言葉と笑い顔が、
長い間のおつきあいを感じさせ
ああ、街の食堂なんだなぁ、としみじみ。

もちろん、定食や、晩ごはんとして好きなものを
ご飯と一緒に食べる人も来るけれど、
高松の方は、飲んだ後の〆に、うどんだけでなく、
こうして、お味噌汁を飲みに来たりもするそう。
飲んだ後のお味噌汁! いいよねー!

奥の席で、活気はあるのになんだかのんびりしたお店の様子を見ながら
お味噌汁をいただき、
初めて来たのになぜか、
ただいま、香川。と ココロの中でつぶやいてしまった私。

香川は ゆるりとすてきなところだったのです。

つづく。

2014年06月11日

またのまたまた!!

『ごちそうマリネ』が重版になりました!
ありがとうございます!

たくさんの方に見ていただいて、とてもうれしいです。
どきどきします。

どのマリネも、私は好きなんです。
もちろん、今でも、食べたくなって作っています。

うれしい重版のお知らせをいただいて、一人お祝いに
早速、マリネを作ろうっと。
何にしようかな?
焼きしいたけとトマトのマリネにして、ワインのおともにしようかな?
ごはんのおともに、さばとピーマンにしようかな?
人参の味噌マリネのぽりぽりした食感を思うと、たまらなく食べたくなるし、
そうなると、
きゅうりのビールマリネも大好きなんだなー。
ビールと言えば、
この時期、ビールのおともには、スペアリブの韓国風マリネは
マストだしなー。


なんてことを思っていたら、
この本を出す前に、家にごはんを食べに来た友人達に、
マリネを出したときのことも思い出します。

あのヒトは、人参の味噌マリネを、
何コレ!?すんごい好き!と言って、ひとりで抱えて食べていたな、とか、
違うあのヒトは、焼きしいたけのマリネを出したとき、
美しい!と言ってくれたなぁーとか、
さばとピーマンを出した時には、
ごはん、大盛りで!!と叫んだトモダチもいたなー。

この本を見て下さった方々にも、
マリネをまん中にして
そんな他愛のない、でも、くすりと気持ちが温かく揺れるような
思い出が増えますように・・・。